ガーネットの品質はどこで判断する?査定で見ている点
ガーネットの品質は、濃さではなく、光が抜けるかどうかで見ます。濃い石ほど良いとは限りません。
公開
濃すぎると黒く見えます
赤いガーネットには、色がとても濃いものがあります。日の光の下で見ても、黒っぽく沈んで見える石です。
これは、色が強すぎて光が石の中を通り抜けられないために起きます。光が返らなければ、赤には見えません。
査定で良いとされるのは、深い赤でありながら、光を当てると内側から赤く返ってくる状態です。
ですので、濃ければ濃いほど良い、ということにはなりません。ここは見誤りやすいところです。
光が抜けるかを確かめます
査定では、石の下から光を当てて、上に抜けてくるかを見ます。
- 石の全体が明るく赤く染まる … 良い状態です
- 縁のほうだけ明るくなる … 中ほどの状態です
- ほとんど抜けてこない … 黒く沈んで見える石です
- 抜けてくるが濁っている … 澄み具合に関わります
ご自宅でも同じことができます。明るい窓に向けて、石を通して光を見てみてください。
その際、指輪を窓辺に置いたままにされないでください。ガーネットは日で色が褪せる石ではありませんが、台の樹脂や接着が傷むことがあります。
石の種類についてはガーネットの買取の記事に書いています。
大きさで色の見え方が変わります
同じ色のガーネットでも、大きい石ほど濃く見えます。
光が通る道のりが長くなるためです。小さい石では明るく見える色が、大きくすると沈んで見える、ということが起こります。
ですので、大きければ良いとは限りません。もともと濃い種類では、大きくなるほど黒く見えてしまいます。
逆に、色の薄い種類では、大きいほうが色がはっきりします。種類によって、良い大きさが変わるということです。
査定では、大きさと色を合わせて見ます。
馬の尾に似た模様
緑のガーネットの一部には、拡大すると細い糸が放射状に広がって見えるものがあります。馬の尾に似ていることから、そう呼ばれています。
これは、その種類であることを示す手がかりになります。他の緑の石には現れません。
普通、石の中に見えるものは欠点として数えられます。ここは違います。この模様は、種類を確かめる手がかりとして扱われます。
拡大しなければ見えませんので、ご自身で探していただく必要はありません。査定で確かめます。
緑のガーネットは数が少ないため、店頭では特に丁寧に見ます。
光で色が変わる石
ガーネットの中には、当てる光によって色が変わるものがあります。
日の光の下では青みを帯びた緑に、電球の下では赤紫に見える、という具合です。同じ石が、まったく違う色に見えます。
これは数が少なく、査定では別に扱います。ですので、色が変わるように見えるとお感じになったら、そのことをお聞かせください。
確かめるには、光源を変えて見比べます。店頭で行います。
お客様のほうで確かめていただく必要はありません。
よくいただくご質問
色が濃くて黒く見えます
光が通り抜けられないためです。買取はできますので、そのままお持ちください。
大きいほど高いですか
種類によります。濃い種類では、大きいほど沈んで見えます。
場所によって色が違って見えます
そうした種類があります。数が少ないものです。お聞かせください。
中に細い糸のようなものが見えます
種類を確かめる手がかりになることがあります。欠点ではありません。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、書類があればそれもお預かりします
- 機械で、どの種類かを調べます
- 石の下から光を当てて、抜け方を見ます
- 光源を変えて、色が変わるかを確かめます
- 拡大して、中の様子を見ます
- 大きさを測り、色と合わせて判断します
- どこをどう見たかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 濃すぎるガーネットは、光が抜けず黒く見えます
- 深い赤でありながら、内側から赤く返る石が良いとされます
- 大きいほど光の通る道のりが長くなり、色が濃く見えます
- 緑の一部には、馬の尾に似た模様が見えるものがあります
- 当てる光で色が変わる種類もあり、数が少なくなります
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
