刻印が複数ある製品|自宅でできる確認と、査定で分かること
一つの品物に、刻印が二つ以上打たれていることがあります。それぞれ意味が違います。
公開
刻印は一つとは限りません
指輪の内側を見ると、文字がいくつも並んでいることがあります。
これは、それぞれ別のことを示しています。純度、作り手、サイズ、検査の印。一つの品物に、四つも五つも打たれていることがあります。
査定では、これらをすべて読みます。純度だけを読んで終わりにはしません。
並んでいる文字が多いほど、確かめられることも増えます。
それぞれ何を示しているか
並んでいる刻印の意味を、整理しておきます。
- K18、750 … 純度を示します
- アルファベットの組み合わせ … 作り手の印であることがあります
- 数字だけの小さなもの … 指輪であればサイズのことがあります
- 楕円の中に入った印 … 検査を通した証明であることがあります
- WG、PG、YG … 色を示します
三番目については、日本のサイズと海外のサイズで数字が違います。海外の品物では、日本の号数とは合いません。
二番目は、読めても誰の印か分からないことが多くあります。古い品物では、記録が残っていないためです。
検査の印についてはホールマークの記事でご説明しています。
純度の刻印が二つある場合
まれに、純度を示す刻印が二つ打たれていることがあります。「K18」と「Pt900」が両方ある、といった場合です。
これは、一つの品物の中で、場所によって素材が違うということを示しています。
たとえば、指輪の輪の部分がプラチナで、石を留める爪が金。あるいは、首飾りの鎖が金で、飾りの部分がプラチナ。こうした作りです。
この場合、査定では部分ごとに分けて計算します。それぞれの重さを出し、それぞれの金額を掛け合わせます。
外から見ても、どこがどちらか分からないことがあります。機械で場所ごとに調べます。
刻印と中身が合わない場合
刻印がすべて正しいとは限りません。
後から直された品物では、刻印はそのままで、直した部分だけ別の素材ということがあります。切れた鎖をつないだ場所、留め直した爪、足した地金です。
また、刻印を打つのに検査が要らない国で作られた品物では、そもそも刻印と中身が合っていないことがあります。
ですので、査定では刻印を読んだうえで、必ず機械で成分を調べます。一か所ではなく、複数の場所を見ます。
食い違いが見つかった場合は、その場でご説明します。
全部読めなくて構いません
ご自宅で刻印を確かめられた際、読めない文字があっても差し支えありません。
作り手の印や、検査の印は、知らなければ読み解けないものです。無理に調べていただく必要はありません。
純度らしき数字が一つでも読めれば、それで十分です。読めなくても、店頭で確かめます。
刻印を探そうとして磨いたり、こすったりされないでください。かえって消えます。
そのままお持ちください。
よくいただくご質問
文字がいくつも並んでいます
それぞれ意味が違います。店頭ですべて読みます。
K18とPt900が両方あります
部分によって素材が違う品物です。分けて計算します。
小さな数字が打たれています
指輪であればサイズのことがあります。店頭で確かめます。
読めない印があります
作り手や検査の印であることがあります。読めなくて差し支えありません。
当日の流れと必要なもの
- お品物をお預かりします
- 拡大して、並んでいる刻印をすべて読みます
- 純度、作り手、サイズ、検査の印を見分けます
- 機械で、複数の場所の成分を調べます
- 部分ごとに素材が違えば、分けて計算します
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 一つの品物に、刻印が四つも五つも打たれていることがあります
- 純度、作り手、サイズ、検査の印、色。それぞれ別のものです
- 純度の刻印が二つあれば、部分によって素材が違います
- 直された品物では、刻印と中身が合わないことがあります
- 読めない文字があっても差し支えありません
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
