ムーンストーンの買取|査定で見られるポイントと金額の決まり方
ムーンストーンは、表面の少し下から青白い光が浮かんで見える石です。この光の出方が、評価の中心になります。
公開
青白い光が浮かびます
この石を傾けますと、表面のすぐ下あたりから、ぼんやりとした青白い光が浮かび上がります。月の光に似ていることから、その名がついています。
これは、石の中で二つの成分が薄い層になって重なっているために起きます。その境目で光が分かれて、青く見えるという仕組みです。
査定では、この光を見ます。どれだけはっきり出るか、石のどこまで広がるか、そして何色に見えるかです。
青がはっきり出るものは数が少なくなります。白っぽい光のものが、最もよく見られます。
光が出る向きが決まっています
この光は、どの向きからでも見えるわけではありません。層の重なりに対して、決まった向きからしか出ません。
そのため、原石をどの向きで切るかが、仕上がりを大きく左右します。向きを外して切れば、光はほとんど出ません。
職人は、光が正面に出るように向きを合わせて磨きます。そして、丸みのある形にすることで、光が面に沿って広がるようにします。
- 正面から見て、石の全体に光が広がる … よく磨かれています
- 傾けたときだけ光が現れる … 向きが少しずれています
- 端のほうにだけ光が出る … 向きが外れています
- ほとんど光が出ない … 別の見方をします
査定では、石を傾けながら、光がどこに出るかを確かめます。
割れやすい石です
気をつけていただきたいのは、こちらです。ムーンストーンには、決まった方向にきれいに割れる性質があります。
しかも、この性質が二つの方向に出ます。そのため、ぶつけたときに割れやすく、一度入った割れは平らな面として広がります。
指輪の場合、日々の暮らしの中で当たる機会が多くなります。お売りになるまでの間は、外しておかれるほうが確実です。
超音波の洗浄機にも入れないでください。細かい振動でも、割れが広がることがあります。
すでに内側に平らな割れが見えている場合も、買取はできます。そのままお持ちください。
似た名前の別の石があります
お伝えしておきたいことがあります。虹のような色が出る石が、似た名前で売られていることがあります。
こちらは、青白い光ではなく、青、緑、金色といった複数の色が浮かびます。仲間ではありますが、別の石です。
見た目がはっきり違いますので、店頭で確かめればすぐに分かります。どちらも買取の対象です。
また、乳白色の別の石が「ムーンストーン」として売られていたこともあります。こちらは光が出ません。
査定では、機械で調べて確かめます。事実をそのままご説明します。
扱いについて
そこそこの硬さはありますが、割れやすい性質のぶん、丁寧に扱っていただくほうが安心です。
他の宝飾品と同じ箱にまとめてしまわないでください。硬い石と当たれば、表面に傷が入ります。
急な温度変化も避けてください。割れが入ることがあります。
汚れが気になる場合は、乾いた柔らかい布で拭く程度にしてください。汚れは査定に響きません。
台が古い場合についてはこちらの記事をご覧ください。
よくいただくご質問
青い光があまり出ません
白っぽい光のものが最もよく見られます。買取はできます。
傾けないと光りません
切られた向きによります。買取はできますので、そのままお持ちください。
中に平らな線が見えます
割れであることがあります。買取はできます。
虹色に光ります
似た名前の別の石であることがあります。どちらも買取の対象です。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、書類があればそれもお預かりします
- 石を傾けながら、光の出方と広がりを見ます
- 光が何色に見えるかを確かめます
- 拡大して、割れや欠けがないかを見ます
- 機械で、石の種類を調べます
- 台の刻印を確かめ、地金の分を計算します
- 石と地金それぞれをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 表面のすぐ下から、青白い光が浮かんで見える石です
- 光は決まった向きからしか出ないため、切る向きが仕上がりを左右します
- 青がはっきり出るものは数が少なくなります
- 二つの方向に割れやすい性質があり、ぶつけると平らに割れます
- 虹色に光る似た名前の別の石があります
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
