ルビーの品質はどこで判断する?査定で見ている点
ルビーの品質は、ダイヤモンドとは違う物差しで見ます。同じ見方を当てはめると、判断を誤ります。
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内包物があるのが普通です
拡大して石の中を見ますと、細い糸のようなものや、小さな粒が見えます。石ができるときに一緒に取り込まれたものです。
ルビーでは、これがあるのが普通です。むしろ、まったく見えない石のほうが珍しく、その場合は別のことを疑う必要が出てきます。
ですので、中に何か見えることをご心配なさらなくて結構です。欠点として数えるものではありません。
査定で見るのは、それが石の見た目を損ねているかどうかです。目で見て濁って感じられるほどであれば、金額に表れます。
透明度の物差しが違います
ここが、ダイヤモンドと最も違うところです。
ダイヤモンドでは、中に何もないことが良いとされ、階級もその順に並んでいます。ルビーには、そうした細かい階級がありません。
代わりに、目で見たときに透き通って見えるかどうか、という大まかな見方をします。拡大鏡で探すのではなく、離して見ます。
- 離して見て、赤が澄んで見える … 良い状態です
- わずかに曇って見える … 多くの石がここに入ります
- 白っぽく濁って見える … 金額に表れます
- 拡大しないと見えないもの … 数えません
四番目が、ダイヤモンドとの一番の違いです。ルビーでは、拡大して初めて見えるものは問題にしません。
ダイヤモンドの見方についてはこちらの記事をご覧ください。
色みには地域ごとの傾向があります
ルビーは、掘り出された場所によって、赤の傾向が違います。
やや紫を帯びた赤、やや橙を帯びた赤、深く沈んだ赤。地域ごとに、出やすい色みがあるということです。
査定では、色みから産地の見当がつくことがあります。ただ、それだけで決めることはしません。同じ地域でも幅がありますし、例外もあるためです。
産地が書類に記されている場合は、それを読みます。産地まで調べられた書類は、そう多くはありません。
お手元の石の産地をご存じなくて結構です。査定に差し支えありません。
大きいものは数が少なくなります
ルビーは、大きな石が採れにくい宝石です。
そのため、同じ色みでも、大きくなるほど数が減ります。数が減れば、それだけ評価も変わります。
指輪の中心に使われている石で、差し渡しが一円玉の半分ほどもあれば、それは大きいほうに入ります。
一方、小さい石が並べて使われている場合は、一粒ずつではなく全体で見ます。
どちらの場合も買取はできます。見方が変わるということです。
同じ鉱物から二つの名前が出ます
最後に、混同されやすいことをご説明しておきます。
ルビーと、青いサファイアとは、もとは同じ鉱物です。赤いものをルビーと呼び、それ以外の色のものをサファイアと呼び分けているだけです。
ですので、硬さも、扱い方も、ほとんど同じです。違うのは色と、それに伴う評価の仕方になります。
赤と桃色の境目にある石は、どちらと呼ぶかで意見が分かれることがあります。書類の記載が手がかりになります。
青い石についてはサファイアの品質の見方の記事をご覧ください。
よくいただくご質問
中に何か見えます
ルビーではあるのが普通です。ご心配なさらなくて結構です。
透明度の階級はありますか
ダイヤモンドのような細かい階級はありません。離して見た印象で判断します。
産地が分かりません
差し支えありません。書類に記されている場合は読みます。
桃色に見えます
赤と桃色の境目にある石があります。書類の記載も含めて判断します。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、書類があればそれもお預かりします
- 専用の機械で石の種類を確かめます
- 石から離して、澄んで見えるかどうかを確かめます
- 拡大して、欠けや割れがないかを見ます
- 色みと大きさを見ます
- 台の刻印を確かめ、地金の分を計算します
- どこをどう見たかをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- ルビーは、中に何か見えるのが普通です
- 拡大して初めて見えるものは、数えません
- 透明度は、離して見て澄んで見えるかどうかで判断します
- 赤の色みには、掘り出された地域ごとの傾向があります
- 大きな石は数が少なく、そのぶん評価も変わります
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
