銀食器は銀としていくらで売れる?重さと純度から計算する
銀食器は、純銀のものと銀メッキのものがあり、金額が大きく変わります。ご家庭にあるものは銀メッキのほうが多いので、先に見分け方をご説明します。
公開
まず純銀か銀メッキかを見ます
ここが最初の分かれ目です。見た目はどちらも銀色で、区別がつきません。刻印を見れば分かります。
純銀を示す刻印
- STERLING または STERLING SILVER … 銀92.5%
- 925 または SV925 … 同じく銀92.5%
- SILVER、純銀、銀 … 銀製です
- 800、900、950 … 海外製の銀。数字は千分率です
銀メッキを示す刻印
- EPNS … Electro Plated Nickel Silver(洋白に銀メッキ)
- SILVER PLATE、SILVER PLATED … 銀メッキ
- A1、AA、EP … メッキの等級を示す表記
- 刻印がなく、洋食器メーカー名だけ … メッキのことが多くなります
銀メッキは、表面にごく薄く銀が乗っているだけで、中身は洋白や真鍮です。地金としての金額はほとんどつきません。
刻印はどこにあるか
食器の種類ごとに、探す場所が決まっています。
- スプーン・フォーク … 柄の裏側(持ち手の裏)
- ナイフ … 柄の根元、または刃の付け根
- トレー・皿 … 裏面の縁や中央
- ティーポット・シュガーポット … 底面
- 燭台・花瓶 … 底の縁
小さく打たれていますので、スマートフォンのカメラで撮ってから拡大すると読み取りやすくなります。
刻印の読み方は刻印と純度の見分け方にまとめています。
純銀であれば、重さで計算します
純銀であれば、1gあたりの単価に重さを掛けた金額になります。銀は金・プラチナに比べて1gあたりの金額がかなり低くなりますが、食器は重さがあるため、点数がまとまれば金額になります。
- スプーン・フォーク1本 … 30gから80g程度
- ナイフ1本 … 50gから100g程度(後述の理由で全部が銀ではありません)
- トレー … 300gから1kgを超えるものも
- ティーポット … 400gから800g程度
銀の単価は一覧には出しておりません。下の今日の買取金額は金・プラチナのものです。銀の当日の金額は、店頭かLINEでご確認ください。
単価の決まり方は買取金額はどう決まるかの記事でご説明しています。
ナイフは重さどおりになりません
これは知っておいていただくと、店頭でのご説明が分かりやすくなります。
銀のナイフは、柄の部分が中空に作られており、中に樹脂やセメント、錘(おもり)が詰められていることがほとんどです。持ったときの重量感を出すためです。
そのため、はかりに乗せた重さのすべてが銀になるわけではありません。刃の部分もステンレス製であることが多く、こちらも銀ではありません。
スプーンやフォークは一体で作られているものが多く、こうしたずれは出にくくなります。ナイフだけ金額が伸びない理由は、ここにあります。
磨かないでください
銀は空気中の硫黄と反応して黒く変色します。使っていなくても、しまっているだけで黒ずみます。
これを落とそうとして市販の研磨剤で磨かれる方がいらっしゃいますが、磨くたびに表面の銀が削れます。重さが減れば、そのぶん金額も下がります。
黒ずんだままでお持ちいただいて問題ありません。査定に影響しませんので、手をかけないでください。
よくいただくご質問
箱に入ったままの贈答品です
木箱や桐箱に入ったまま保管されていることが多い品物です。箱ごとお持ちください。箱にメーカー名や品名が書かれていることがあり、判断の助けになります。
バラバラで揃っていないのですが
揃っている必要はありません。地金として計算するため、セットかどうかは金額に関係しません。1本からお持ちいただけます。
トレーが大きくて運べません
東京23区内であれば出張査定にお伺いします。銀食器は重さがあるため、点数が多い場合はご相談ください。
海外で買ったものです
800、900、950 といった刻印は海外製の銀を示します。数字は千分率で、800なら銀80%です。買取の対象です。
査定と、お売りいただくとき
査定は無料です。金額を聞いてから、売るかどうかを決めていただけます。銀メッキだった場合は、その旨をご説明してお返しします。費用はかかりません。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。詳しくは必要なものと本人確認の記事をご覧ください。
ご来店以外の方法は、買取方法の記事にまとめています。なお、刻印のないシルバーは宅配買取の対象外です。
まとめ
- 純銀(STERLING・925)か銀メッキ(EPNS・SILVER PLATE)かで金額が大きく変わる
- 刻印はスプーンなら柄の裏、トレーなら裏面
- 銀は1gあたりの金額が低いが、食器は重いので点数がまとまれば金額になる
- ナイフの柄は中空で、中に樹脂や錘が入っている。重さどおりにはならない
- 黒ずみは磨かないでください。磨くと銀が削れて金額が下がります
当日の流れは、銀食器の買取の記事でご説明しています。
