銀食器の買取|査定で見られるポイントと当日の流れ
銀食器は、まず純銀か銀メッキかを判別するところから始まります。ここで金額が大きく変わるためです。
公開
査定は判別から始まります
銀食器は、純銀のものと銀メッキのものが見た目では区別できません。そのため査定は、刻印の確認から始まります。
- 刻印を読む(STERLING・925 なら純銀、EPNS・SILVER PLATE ならメッキ)
- 刻印がなければ、比重や成分を調べる
- 純銀であれば、重さを測る
- ナイフなど、中身が銀でない部分を差し引いて計算する
金額の計算のしかたは、銀食器はいくらで売れるかの記事でご説明しています。
ご家庭にあるものはメッキが多くなります
正直にお伝えしておきます。ご家庭に贈答品として残っている洋食器セットは、銀メッキであることが多くあります。
「EPNS」「SILVER PLATE」「A1」といった刻印があればメッキです。表面にごく薄く銀が乗っているだけで、中身は洋白や真鍮のため、地金としての金額はほとんどつきません。
メッキだった場合は、その旨をご説明してお返しします。費用はかかりません。見た目では判断できませんので、決めつけずにお持ちいただくのが確実です。
刻印の読み方は刻印と純度の見分け方にまとめています。
ナイフの金額が伸びない理由
セットの中でナイフだけ金額が低くなります。理由をご説明しておきます。
銀のナイフは、柄の部分が中空に作られており、中に樹脂やセメント、錘が詰められています。持ったときの重量感を出すためです。刃の部分もステンレス製であることが多くあります。
そのため、はかりに乗せた重さのすべてが銀になるわけではありません。スプーンやフォークは一体で作られているものが多く、こうしたずれは出にくくなります。
査定では、この点も含めて内訳をご説明します。
黒ずみは磨かないでください
銀は空気中の硫黄と反応して黒く変色します。しまっているだけでも黒ずみます。
これを落とそうとして市販の研磨剤で磨かれる方がいらっしゃいますが、磨くたびに表面の銀が削れます。重さが減れば、そのぶん金額も下がります。
黒ずんだままでお持ちいただいて問題ありません。きれいにしてから、と思って手をかけると、かえって損をすることになります。
箱ごと、揃っていなくても結構です
- 木箱・桐箱に入ったまま … 箱ごとお持ちください。箱書きが判断の助けになります
- セットが揃っていない … 地金として計算するため、揃っている必要はありません
- 1本だけ … お持ちいただけます
- 変形している、曲がっている … 金額は変わりません
- 刃こぼれしている … 影響しません
箱の中の緩衝材も、そのままにしておいてください。下にもう1段入っていることがあります。
点数が多い場合
銀食器は重さがあるため、点数が多いと運ぶのが大変です。トレーやティーセットが含まれると、さらに重くなります。
東京23区内であれば出張査定にお伺いします。買取にならなくても費用はかかりません。ロゴの入っていない一般の車で伺い、玄関先での査定も可能です。方法ごとの違いは買取方法の記事にまとめています。
遺品整理で出てくることも多い品物です。詳しくは遺品整理・相続の記事をご覧ください。
よくいただくご質問
刻印が見つかりません
スプーンやフォークは柄の裏、トレーは裏面の縁、ポットは底面を探してみてください。見つからなくても買取はできます。店頭では比重を測る方法や、専用の機械で成分を調べる方法で確認します。
銀の茶器や花瓶も見てもらえますか
純銀であれば買取の対象です。銀瓶、燭台、花瓶、トロフィーなども同じ考え方です。重さがあるものはまとまった金額になることがあります。
海外で買ったものです
800、900、950 といった刻印は海外製の銀を示します。数字は千分率で、800なら銀80%です。買取の対象です。
宅配で送れますか
刻印のないシルバーは宅配買取の対象外です。また、荷物は3辺の合計160cm以内・30kg以内という制限があります。銀食器は重いため、ご来店か出張査定をご案内することが多くなります。
当日の流れと必要なもの
- お品物をお預かりし、刻印を確認します
- 純銀かメッキかを判別します
- 純銀であれば重さを測り、銀でない部分を差し引きます
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
点数が多い場合は、1点ずつ確認するためお時間をいただきます。ご予約いただくとお待たせせずに済みます。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- まず純銀かメッキかを判別する。ご家庭のものはメッキが多い
- 「EPNS」「SILVER PLATE」はメッキ。地金としての金額はほとんどつかない
- ナイフの柄は中空。重さどおりにはならない
- 黒ずみは磨かない。磨くと銀が削れて金額が下がる
- 箱ごと、揃っていなくても、1本からでも結構です
査定は無料で、メッキだった場合も費用はかかりません。
