SV925(シルバー)の刻印はどこにある?見つけ方と読み方
銀の品物には、純度の刻印のほかに、作り手の印が打たれていることがよくあります。
公開
作り手の印が並びます
銀の世界には、作り手が自分の印を打つ習わしが古くからあります。
ですので、純度の刻印のほかに、名前や記号や絵柄の印が並んで打たれていることがよくあります。金やプラチナの装身具より、その数が多くなります。
査定では、これらをすべて読みます。よく知られた作り手のものであれば、地金としての金額より高く評価できることがあるためです。
その場合も、地金としての金額を下回ることはありません。高いほうでお出しします。
純度の刻印の書き方
純度を示す刻印には、いくつかの書き方があります。
- SV925 … 日本で多い書き方です
- 925 … 数字だけのこともあります
- 純銀 … 日本語で書かれていることがあります
- SILVER … 綴りをそのまま打ったものです
- 800、900、950 … 海外製に見られる別の割合です
三番目は、日本の銀器や和装の小物に見られます。箱書きに書かれていることもあります。
五番目については、海外では925以外の割合も使われてきました。数字がそのまま千分率を表しています。
数字の表記については750・585・375の意味の記事にもまとめています。
海外の絵柄の印
海外の銀器には、絵柄の印が打たれていることがあります。
動物の形、人の横顔、王冠、器の形。それぞれ、国と時代によって意味が決まっています。純度を示すもの、検査した場所を示すもの、作られた年を示すものがあります。
銀器では、この印が四つも五つも一列に並ぶことがあります。読み解ければ、いつどこで作られたものかが分かります。
ご自身で読み解いていただく必要はありません。店頭で拡大して確かめます。
海外の刻印についてはこちらの記事でご説明しています。
どこを探すか
品物の形によって、刻印の場所が決まっています。
- 食器 … 柄の裏、または裏面の先のほうです
- 器やポット … 底面の中央、または縁の裏です
- トレー … 裏返した面の、縁に近いところです
- 装身具 … 留め具の板、または指輪の内側です
- 和装の小物 … 金具の裏板です
二番目と三番目は、ひっくり返さなければ見えません。重いものですので、布の上で扱ってください。
文字が細かい場合は、携帯電話のカメラで撮ってから拡大すると読み取りやすくなります。
刻印がなくても買取はできます
刻印が見つからなくても、買取はできます。
店頭では、機械で成分を調べます。金属の表面に光を当てて、何が含まれているかを読む方法です。品物を傷める作業ではありません。
銀は、表面が黒ずむと刻印が読みにくくなります。溝に黒い膜が溜まって、影ができなくなるためです。
これを落とそうとして磨かないでください。浅い刻印は、磨けば一緒に消えます。作り手の印も同じです。
そのままお持ちください。店頭で、光の角度を変えながら読みます。
よくいただくご質問
文字がいくつも並んでいます
作り手の印であることがあります。店頭ですべて読みます。
純銀と日本語で書かれています
純度を示す表記です。店頭で機械を使って確かめます。
800と打たれています
海外製に見られる割合です。千分の800、つまり銀80%ということです。
黒ずんで読めません
磨かずにお持ちください。店頭で光の角度を変えて読みます。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や書類があればそれもお預かりします
- 形に応じて、刻印のある場所を探します
- 拡大して、並んでいる印をすべて読みます
- 作り手の印がないかを確かめます
- 機械で成分を調べ、純度を確かめます
- 重さを測り、今日の金額と掛け合わせます
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
点数が多い場合は、あらかじめお申しつけください。ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 銀の品物には、作り手の印が並んで打たれていることがよくあります
- よく知られた作り手であれば、地金より高く評価できることがあります
- 「純銀」と日本語で書かれていることもあります
- 海外では、925以外の割合も使われてきました
- 黒ずみを落とそうとして磨くと、刻印も一緒に消えます
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
