海外製品の刻印の読み方|自宅でできる確認と、査定で分かること
海外で作られた品物の刻印は、国によって決まりが違います。同じ純度でも、まったく違う書き方がされます。
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国によって決まりが違います
日本では、刻印を打つかどうかは作り手に任されています。決まった形もありません。
一方、海外には、国が定めた検査を通さなければ売れない、という仕組みを持つ国があります。この場合、検査を通した印が品物に打たれます。
ですので、海外の品物では、純度の数字と並んで、見慣れない印が打たれていることがあります。
査定では、これらを読みます。どの国のどの時代のものかが分かることもあります。
検査の仕組みがある国とない国
ここが、海外の刻印を読むうえで最も大事なところです。
検査の仕組みがある国の品物では、刻印と中身がほぼ一致します。国が確かめたうえで打たれている印だからです。
一方、そうした仕組みのない国では、作り手が自分の判断で刻印を打ちます。この場合、刻印と中身がずれていることがあります。
どちらの国のものかは、印の形から見当がつくことがあります。ただし、それだけで決めることはしません。
査定では、どの国のものであっても、必ず機械で成分を調べます。
絵柄の印があります
数字ではなく、絵柄で純度を示す印があります。
動物の形、人の横顔、器の形、王冠。こうした絵柄が、小さく打たれています。それぞれの国で、絵柄ごとに意味が決まっています。
同じ国の中でも、時代によって絵柄が変わります。ですので、絵柄が分かれば、作られたおおよその年代も分かります。
これは、ご自身で読み解くのは難しいところです。店頭で拡大して確かめます。
印が複数並んでいることもあります。純度、作り手、検査所、年。それぞれ別の印です。
輸入しても日本の印は付きません
誤解されやすいところですので、はっきりお伝えしておきます。
海外で作られた品物を日本に持ち込んでも、日本の印が追加されることはありません。輸入の際に検査される仕組みがないためです。
ですので、日本で買われた品物であっても、刻印は作られた国のもののままです。国内の店で売られていたから日本の刻印がある、ということにはなりません。
一方、日本には造幣局が品物を検査して印を打つ仕組みがありますが、これは求めがあった場合に行われるものです。
造幣局の印についてはホールマークの記事でご説明しています。
写真だけでは判断できません
お写真をお送りいただくことがあります。分かる範囲でお答えしますが、海外の刻印については限りがあります。
理由は二つあります。一つは、絵柄の印が小さく、写真では潰れてしまうことです。もう一つは、刻印と中身がずれている可能性を、写真では確かめようがないことです。
ですので、お写真では「この印はどこそこの国のもののようです」というところまでになります。金額は申し上げられません。
正確なところは、現物を拝見してからになります。
ご来店以外の方法もあります。買取方法の記事をご覧ください。
よくいただくご質問
見たことのない印が打たれています
国が定めた検査の印であることがあります。店頭で拡大して確かめます。
海外で買ったものでも売れますか
買取の対象です。機械で成分を調べて計算します。
日本の刻印がありません
輸入しても日本の印は付きません。作られた国のままです。
写真を送れば金額が分かりますか
海外の刻印については、分かることに限りがあります。現物を拝見してからになります。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や書類があればそれもお預かりします
- 拡大して、打たれている印をすべて読みます
- 絵柄の印があれば、どの国のものかを確かめます
- 機械で成分を調べ、刻印と合っているかを見ます
- 重さを測り、実際の含有率と掛け合わせます
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 刻印の決まりは国によって違います
- 国の検査を通した印が打たれている品物があります
- 仕組みのない国では、刻印と中身がずれていることがあります
- 絵柄の印は、国と時代によって意味が変わります
- 輸入しても、日本の印が追加されることはありません
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
