2カラットのダイヤはいくらで売れる?金額を左右する4つの条件
2カラットは、重さが倍になれば金額も倍、という単純な計算にはならない大きさです。理由をご説明します。
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重さが倍でも金額は倍にはなりません
1カラットの石が二つと、2カラットの石が一つ。重さは同じですが、金額は同じにはなりません。
大きい石のほうが高くなります。理由は、大きい石が採れる数のほうが少ないためです。
もとになる原石が大きくなければ作れませんし、大きな原石は、そもそも見つかる数が限られています。磨く過程で削れる分も、大きいものほど失うものが大きくなります。
ですので、1グラムあたりいくら、という地金のような計算はできません。大きさごとに、単価そのものが変わります。
大きくなるほど条件の差が効きます
もう一つ、この大きさで起きることがあります。四つの条件の違いが、金額に大きく響くようになるということです。
小さい石では、色が一つ違っても金額の差はわずかです。大きい石では、同じ一つの違いが大きな差になります。
理由は二つあります。一つは、もとの金額が大きいので、割合が同じでも差の幅が広がること。もう一つは、大きい石では条件の違いが実際に目で見えるようになることです。
- 色 … 大きいほど、わずかな色みが面として見えます
- 透明度 … 中に入っているものが、大きいほど見つけやすくなります
- 研磨 … 光の返り方の違いが、面積が広いほど分かります
- 重さ … 区切りをまたぐかどうかで段が変わります
つまり、この大きさでは、書類に書かれた階級の一つの違いが金額に直結します。
四つの条件についてはダイヤモンドの品質の見方の記事に書いています。
相場の動きも大きくなります
正直にお伝えしておきます。この大きさの石は、取引される数が少ないぶん、時期によって金額が動きます。
小さい石は数が多く、買われる先も広いため、金額が比較的落ち着いています。大きい石は、それだけの金額を出される方の数が限られますので、動きが出ます。
ですので、以前どこかでお聞きになった金額と、今日お伝えする金額とが違うことがあります。
その場合も、なぜそうなるかをご説明します。金額だけをお伝えして終わり、ということはいたしません。
お急ぎでなければ、査定だけ先にお受けになるという形もあります。
枠より石を見ます
この大きさになりますと、金額のほとんどが石の分になります。枠の地金が占める割合は、ごくわずかです。
ですので、枠が古いこと、傷んでいること、サイズが合わないことは、金額にはほとんど響きません。
枠を作り直してからお持ちになる、といったことはお考えにならなくて結構です。かかる費用のほうが、上がる分を上回ります。
そのままお持ちください。査定では、石のほうに時間をかけます。
地金の見方については刻印と純度の見分け方にまとめています。
よくいただくご質問
1カラット二つ分と同じですか
違います。大きい石のほうが、採れる数が少ないぶん高くなります。
以前聞いた金額と違います
この大きさは時期によって動きます。なぜそうなるかをご説明します。
枠を作り直したほうがよいですか
その必要はありません。かかる費用のほうが上回ります。
書類の階級は大事ですか
この大きさでは、一つの違いが金額に直結します。お持ちください。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、書類があればそれもお預かりします
- 専用の機械で石の種類を確かめます
- 書類があれば、書かれている内容と現物を照らし合わせます
- 拡大して、四つの条件と、縁の欠けを確かめます
- 枠の刻印を確かめ、地金の分を計算します
- 石と地金それぞれをご説明し、金額をお伝えします
この大きさでは確認に時間をかけますので、ご予約をいただけますと確実です。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 重さが倍でも金額は倍になりません。大きい石ほど単価が上がります
- 大きい石は採れる数が少なく、磨く過程で失う分も大きくなります
- 四つの条件の一つの違いが、大きいほど金額に響きます
- 取引される数が少ないぶん、時期によって金額が動きます
- 金額のほとんどは石の分です。枠は作り直さなくて結構です
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
