台が古いアメジストのジュエリーは売れる?地金と石を分けて考える
古いアメジストの品物については、はじめに正直なところを申し上げておきます。石より地金のほうが主になることがあります。
公開
当時は特別な石でした
古い装身具に大ぶりのアメジストが使われているのは、偶然ではありません。作られた当時、この石は特別なものでした。
採れる場所が限られており、深い紫は宗教や位を表す色とされてきました。日本でも、明治から昭和の初めごろまで、格のある石として扱われていました。
ですので、当時の品物では、台もそれにふさわしく作られています。地金が厚く、細工が丁寧で、脇に小さな石が添えられていることもあります。
査定では、この台の作りをきちんと見ます。
今は地金の分が主になることがあります
そのうえで、正直に申し上げます。
その後、大きな鉱床がいくつも見つかり、アメジストはまとまった量が採れるようになりました。そのため、石そのものの評価は、当時とは大きく変わっています。
結果として、古いアメジストの指輪では、金額の多くが台の地金の分になることがあります。石より台のほうが大きい、ということです。
これは、ご期待に添えないお話だと思います。ですが、後からお伝えするよりはよいと考えて、先に書いています。
そのうえで、色が良く、大きさのあるものは、石としてきちんと見ます。両方の内訳をお示しします。
台の地金は年代に関わりません
台のほうは、古いこと自体が金額に響きません。
地金は溶かして使われますので、作られた年代も、形も、傷も関係しません。見るのは、純度と重さだけです。
古い台は厚く作られていることが多く、この分がまとまることがあります。持ったときにずしりとするものは、期待していただいて構いません。
一方、金を薄く貼っただけの品物もあります。見た目では分かりませんので、機械で調べます。
地金の見方については刻印と純度の見分け方にまとめています。
脇石も一緒に見ます
格のある石として扱われていた時代の品物では、中心のアメジストの周りに、小さな石が添えられていることがよくあります。
小粒のダイヤモンドであることも、真珠であることもあります。いずれも買取の対象です。
脇石は、中心の石とは別に見ます。数と、揃い方と、抜けがないかを確かめます。
一粒抜けていても買取はできます。跡が残りますので、数えていただく必要はありません。
小さい石の見方はメレダイヤの買取の記事に書いています。
帯留めや簪に使われていることもあります
洋装の装身具だけでなく、和装の小物に使われていることもあります。帯を留める金具や、簪の頭に埋め込まれたものです。
この場合、金具の地金は銀であることが多くあります。銀も買取の対象です。
箱ごと、包みごとお持ちください。中を分けていただく必要はありません。
箱書きに、作られた年代や、扱った店の名が残っていることがあります。手がかりになります。
ご相続の品物については遺品整理・相続の記事もご覧ください。
よくいただくご質問
昔かなりの値段だったと聞いています
当時は特別な石でした。その後扱いが変わりましたので、内訳をご説明します。
台が古い形です
金額には響きません。地金は溶かして使うためです。
周りの小さい石も見てもらえますか
買取の対象です。中心の石とは別に見ます。
帯留めに付いています
買取の対象です。箱ごとお持ちください。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や書類があればそれもお預かりします
- 台の作りを確かめ、およその年代を見ます
- 機械で、石の種類と地金の成分を調べます
- アメジストの色と大きさを見ます
- 脇石があれば、数と揃い方を確かめます
- 地金の重さを測り、石の分を差し引いて計算します
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 作られた当時、アメジストは格のある特別な石でした
- その後まとまった量が採れるようになり、扱いが変わりました
- 古い指輪では、金額の多くが台の地金の分になることがあります
- 台は厚く作られていることが多く、この分がまとまることがあります
- 脇に添えられた小さな石も、別に見て買取の対象とします
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
