台が古い珊瑚のジュエリーは売れる?地金と石を分けて考える
古い珊瑚には、銀の金具が使われていることが多くあります。この銀を磨くと、珊瑚のほうが傷みます。
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銀の金具が多く使われています
古い珊瑚の品物では、金具に銀が使われていることがよくあります。
簪の軸、帯を留める金具の台、ブローチの針の部分。いずれも銀であることが多くあります。
銀は、金やプラチナに比べて安く手に入り、細工もしやすい金属です。和装の小物では、長く使われてきました。
査定では、この金具を珊瑚とは別に見ます。刻印を確かめ、純度と重さで計算します。
金具の黒ずみを落とさないでください
銀は、空気に触れているだけで黒く変わります。古い品物では、金具が黒くなっているのが普通です。
これをきれいにしようとして、研磨剤の入った布や液をお使いになる方がいらっしゃいます。珊瑚が付いている品物では、お控えください。
理由は、研磨剤が珊瑚に付くためです。珊瑚はやわらかく、研磨剤が触れれば表面に細かい傷が入ります。彫りの溝に入り込めば、白く残ります。
また、銀を磨く液には酸を含むものがあります。珊瑚は酸に触れると表面が溶けます。
金具の黒ずみは、査定に響きません。そのままお持ちください。
和装の小物に使われています
珊瑚は、洋装の装身具より、和装の小物に使われていることのほうが多い品物です。
簪、櫛、帯を留める金具、根付。こうした形で出てきます。桐の箱や、布に包まれて仕舞われていることが多くあります。
箱ごと、包みごとお持ちください。中を分けていただく必要はありません。
箱書きに、作られた年代や、扱った店の名が書かれていることがあります。手がかりになります。
ご相続の品物については遺品整理・相続の記事もご覧ください。
接着で留められている場合
珊瑚は、爪で掴むのではなく、金具の受け皿に接着して留められていることがよくあります。やわらかい素材ですので、爪で強く押さえられないためです。
この接着は、年月とともに弱ります。触ると動く、という状態になることがあります。
動くようであれば、それ以上動かさないでください。外れると、丸い玉は転がって見つかりません。
すでに外れている場合も、珊瑚と金具の両方をお持ちいただければ買取はできます。
ご自身で接着剤を使って留め直すことは、お避けください。はみ出した分が表面に残り、取れなくなります。
金具だけ、珊瑚だけでも
片方だけしか残っていない、ということもあると思います。
珊瑚だけがお手元にある場合も、買取はできます。金具がなくても、珊瑚そのものを見ます。
金具だけが残っている場合も、地金として買取の対象です。銀であれば、純度と重さで計算します。
どちらの場合も、お持ちいただければ拝見します。片方しかないから持っていけない、とお考えにならなくて結構です。
銀の見方については刻印と純度の見分け方にまとめています。
よくいただくご質問
金具が黒くなっています
査定に響きません。磨くと研磨剤が珊瑚に付きますので、そのままお持ちください。
珊瑚が取れてしまいました
両方をお持ちください。ご自身で接着されないでください。
簪や帯留めですが見てもらえますか
買取の対象です。箱ごとお持ちください。
珊瑚だけしかありません
それでも買取はできます。珊瑚そのものを見ます。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や包みがあればそれもお預かりします
- 珊瑚の色と大きさを確かめます
- 拡大して、天然の筋とひびの有無を見ます
- 金具の刻印を確かめ、なければ機械で成分を調べます
- 金具の重さを測り、別に計算します
- 珊瑚と金具それぞれをご説明し、金額をお伝えします
点数が多い場合は、あらかじめお申しつけください。ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 古い珊瑚には、銀の金具が使われていることが多くあります
- 金具の黒ずみを磨くと、研磨剤が珊瑚に付いて傷が入ります
- 銀を磨く液には酸を含むものがあり、珊瑚の表面が溶けます
- 簪や帯留めなど、和装の小物に使われていることが多い品物です
- 珊瑚だけ、金具だけでも買取はできます
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
