遺品整理で品物を売るときに気をつけたいこと
あとで困られることの多い点を、先に書いておきます。
公開
一括でお渡しになる前に
片付けの業者に、部屋の中身をまとめてお任せになることがあります。
その際、貴金属やジュエリーも一緒に含まれてしまうことがあります。まとめての金額に紛れて、いくらだったのか分からなくなります。
お任せになる前に、貴金属、宝石、時計、ブランド品だけは分けておかれることをおすすめします。
分けるといっても、袋一つにまとめていただくだけで結構です。
貴金属かどうか分からないものも、分けておいてください。判断はこちらでいたします。
ご家族の間の行き違いを防ぐ
いちばん多いのが、これです。
お一人が先に処分されて、あとで「あれはどうしたのか」という話になる。よくあることです。
防ぐ方法は二つあります。一つは、売る前にご家族に一声かけておくこと。もう一つは、内訳を書いたものを残しておくことです。
当店では、何がいくらかを書いた内訳をお渡しします。これをご家族にお見せいただければ、話が早く済みます。
控えもお渡しします。お品物の内容、重さ、金額、日付が記されたものです。
内訳は、お売りにならない場合もお持ち帰りいただけます。
訪問してくる業者にご注意ください
はっきりお伝えしておきます。
ご不幸があったことを知って、訪ねてくる業者があります。「不要なものはありませんか」という形です。
約束をしていないお宅に、いきなり訪ねて買取を勧めることは、してはいけないことになっています。
玄関を開けずにお断りになって結構です。インターホン越しで十分です。
この点は訪問買取の記事にまとめています。
居座られる場合は、警察にご連絡ください。ためらわれる必要はありません。
控えを保管してください
お売りいただいた際にお渡しする控えは、必ず保管しておいてください。
お品物の内容、重さ、金額、日付が記されています。
相続の手続きや、申告の際に必要になることがあります。
また、ご家族に説明される際の裏付けにもなります。
税の扱いは相続した品物を売るときの記事にまとめています。
なくされた場合は、店頭でお申しつけください。記録は残しています。
焦って決めないでください
最後に、いちばん大事なことを書いておきます。
ご葬儀のあとは、やることが多く、判断が雑になりがちです。
貴金属やジュエリーは、傷むものではありません。急いで手放される必要はありません。
金額をお聞きになって、その場でお決めにならなくて結構です。お持ち帰りいただいて、日を改めていただけます。
当店からお急かしすることはありません。お帰りのあと、こちらからご連絡することもありません。
何度査定だけをお受けになっても構いません。費用もかかりません。
よくいただくご質問
片付け業者に全部任せてよいですか
貴金属だけは分けておかれることをおすすめします。
家族に黙って売ってもよいですか
一声かけておかれるほうが、あとで困りません。
訪ねてきた業者はどうすればよいですか
玄関を開けずにお断りになって結構です。
その場で決めないといけませんか
いいえ。お持ち帰りいただいて、日を改めていただけます。
当日の流れと必要なもの
- お品物をお預かりし、一点ずつ査定します
- 何がいくらかを書いた内訳をお渡しします
- ご家族とご相談になる場合は、それをお持ち帰りください
- お決めになるまで、お時間を取っていただいて結構です
- お売りいただく場合は、控えをお渡しします
分けたり、磨いたり、捨てたりなさらないでください。壊れたものにも金額が付きます。そのままお出しください。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 片付け業者に一括でお渡しになる前に、貴金属だけは分けてください
- ご家族に一声かけ、内訳を書いたものを残してください
- 約束なしに訪ねてくる業者には、玄関を開けないでください
- 控えは必ず保管してください。相続や申告で使います
- 焦ってお決めにならないでください。急ぐ品物ではありません
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
