K22とは|含まれる金の割合と買取金額への影響
K22は、金が91.6%であることを示す表記です。日本の装身具では、あまり見かけません。
公開
金が91.6%です
K22は、24分の22ということです。千分率では916と書かれます。
残りの8.4%には、銀や銅が使われます。ごくわずかですが、これが入ることで硬さが変わります。
純金のままでは、日常で使うには柔らかすぎます。少しだけ混ぜることで、形を保てるようになります。
その一方で、金の色みはほとんど変わりません。見た目は純金に近く、深い黄色をしています。
混ぜものの役目
残りの8.4%に何が入っているかで、色と硬さが少しずつ変わります。
銀を多く入れれば、色が薄くなり、青みを帯びた黄色になります。銅を多く入れれば、赤みを帯びます。
K22ではこの量がごくわずかですので、どちらであっても見た目の差は小さく、並べなければ分かりません。
買取の計算では、混ぜものの種類は関係しません。見るのは金がどれだけ含まれているかです。
ですので、色が少し違って見える品物が二つあっても、同じK22であれば同じ計算になります。
日本ではあまり見かけません
日本で作られた装身具では、K18が標準です。K22の指輪や首飾りは、数が多くありません。
理由は、K18のほうが硬く、細工がしやすいためです。石を留める爪や、細い鎖には、K22では柔らかすぎます。
ですので、お手元にK22の品物があれば、海外で買われたものか、特別な目的で作られたものである可能性が高くなります。
査定では、刻印の形からも、どこで作られたものかの見当をつけます。
海外の刻印については海外製品の刻印の読み方の記事に書いています。
どういう品物に使われるか
K22は、次のような品物でよく使われています。
- 金貨 … 世界で作られている金貨の多くが、この純度です
- 海外の装身具 … 特にアジアや中東で好まれてきました
- 太い鎖 … 細工が単純で、太さがあれば柔らかさを補えます
- 記念のメダル … 純金より丈夫にしたい場合に選ばれます
一番目については、金貨は地金として見るだけでなく、別の見方をすることがあります。作られた年や、残っている数によります。
二番目については、贈り物や嫁入りの支度として作られたものが多く、まとまった重さがあることがあります。
金貨については金貨・銀貨の記事もご覧ください。
K24との違い
K24とK22では、含まれる金の割合が8%ほど違います。
この差は、金額にそのまま表れます。同じ重さであれば、K24のほうが高くなります。
一方で、扱いやすさは逆です。K22のほうが硬く、形が保たれます。
見た目では、まず区別がつきません。どちらも深い黄色で、並べて比べても分かりにくいものです。
査定では、刻印を読み、機械で成分を調べて確かめます。
買取金額への効き方
計算は「1gあたりの金額 × 重さ × 含まれる割合」です。K22であれば、91.6%を掛けます。
形も、年代も、傷も関係しません。溶かして使うためです。
曲がっていても、へこんでいても、表面が汚れていても、金額は変わりません。直してからお持ちになる必要はありません。
計算の詳しいところはK22は1gいくらかの記事でご説明しています。
刻印の探し方はK22の刻印の見つけ方の記事にまとめています。
よくいただくご質問
916と打たれています
K22と同じ純度を指しています。千分率での書き方です。
海外で買ったものです
買取の対象です。刻印の形が日本のものと違うことがあります。
K24とどちらが高いですか
同じ重さであれば、K24のほうが高くなります。
金貨ですが地金として売れますか
買取の対象です。地金とは別の見方をすることもあります。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や書類があればそれもお預かりします
- 刻印を探して読みます
- 機械で成分を調べ、純度を確かめます
- 重さを測ります
- 今日の金額と、含まれる割合を掛け合わせます
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- K22は、金が91.6%であることを示します
- 千分率では916と書かれます
- わずかに混ぜることで、純金より硬くなっています
- 日本の装身具では数が少なく、金貨や海外のものに多く使われます
- 同じ重さであれば、K24より金額は下がります
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
