台が古いラピスラズリのジュエリーは売れる?地金と石を分けて考える
古いラピスラズリは、装身具よりも印章や彫り物として出てくることが多い品物です。その場合の見方をご説明します。
公開
印章や彫り物として使われました
この石は、古くから彫られて使われてきました。やわらかく、細工がしやすいためです。
印章、根付、彫り物、玉を連ねた首飾り、印材として四角く切られたもの。こうした形で出てきます。
男性の持ち物として、書斎の引き出しから出てくることが多い品物でもあります。
査定では、まずどういう形の品物かを確かめます。形によって見方が変わるためです。
彫りの深さを見ます
彫られた品物では、彫りの深さと線の運びを見ます。
深く彫られたものは、それだけ厚みのある材料を使ったということになります。また、やわらかい石ですので、深く彫れば欠ける危険も増します。腕のいる仕事です。
印章として彫られたものでは、文字の溝がはっきり残っているかを見ます。長く使われたものでは、溝が浅くなっていることがあります。
溝に朱が残っていても構いません。落とそうとして水につけないでください。石が水を吸います。
そのままお持ちください。
台がない品物が多くあります
彫り物や印章には、地金の台がありません。石だけで形になっています。
この場合、査定は石だけを見ることになります。地金の分はありませんので、石の状態がそのまま金額になります。
一方、指輪やブローチに使われている場合は、石と地金を分けて計算します。刻印を確かめて純度を見たうえで、重さを測ります。
古い品物では、地金に銀が使われていることが多くあります。銀も買取の対象です。
地金の見方については刻印と純度の見分け方にまとめています。
和装の小物に使われていることもあります
帯を留める金具や、簪の頭に埋め込まれていることもあります。深い青は、和装に合う色として選ばれてきました。
こうした品物も買取の対象です。金具の地金と、石とを分けて見ます。
桐の箱や、布に包まれて仕舞われていることが多くあります。箱ごと、包みごとお持ちください。
箱書きに、作られた年代や、扱った店の名が残っていることがあります。手がかりになります。
ご相続の品物については遺品整理・相続の記事もご覧ください。
欠けと擦れ
やわらかい石ですので、古い品物では欠けや擦れが出ていることがよくあります。
角のある形に切られたものでは、その角から欠けます。彫り物では、細く出た部分が折れていることがあります。
また、長く手に触れられてきた品物では、表面の艶が失われ、しっとりとした質感に変わっていることがあります。
いずれの状態でも買取はできます。磨き直そうとされなくて結構です。やわらかいため、磨けば形が変わります。
石そのものの見方はラピスラズリの買取の記事に書いています。
よくいただくご質問
印章ですが見てもらえますか
買取の対象です。彫りの深さと石の状態を見ます。
文字の溝に朱が残っています
そのままお持ちください。水につけると石が水を吸います。
角が欠けています
買取はできます。磨き直そうとされなくて結構です。
台が付いていません
石だけでも買取はできます。そのままお持ちください。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や包みがあればそれもお預かりします
- どういう形の品物かを確かめます
- 拡大して、表面の様子と青の割合を見ます
- 彫り物であれば、彫りの深さと欠けを確かめます
- 地金の台があれば、刻印を確かめて別に計算します
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
点数が多い場合は、あらかじめお申しつけください。ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 古いラピスラズリは、印章や彫り物として出てくることが多くあります
- 彫りの深さと線の運びを見ます
- 台がない品物では、石の状態がそのまま金額になります
- 和装の小物に使われている場合、金具は銀が多くなります
- やわらかいため欠けや擦れが出ますが、買取はできます
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
