メッキが剥がれてきた製品|自宅でできる確認と、査定で分かること
剥がれてしまったことをご心配になる方が多くいらっしゃいます。実は、剥がれているほうが分かることが増えます。
公開
下地の色で見当がつきます
表面の金が剥がれると、下から別の色が出てきます。この色が、中身を知る手がかりになります。
- 白っぽい銀色 … 真鍮やニッケルを含む金属です
- 赤みのある色 … 銅を主とした金属です
- 灰色がかった色 … 鉄を含むことがあります
- 黄色みのある色 … 別の純度の金であることがあります
四番目については、金の品物の表面に、別の色の金を掛けてあった場合です。この場合、中身も金です。
つまり、剥がれた=金ではない、とは限らないということです。
剥がれているほうが分かります
査定の側から申し上げますと、剥がれている品物のほうが、確かめやすいことがあります。
機械で成分を調べる際、表面だけを読むと金と出てしまいます。剥がれて下地が出ていれば、そこを読めば中身が分かります。
ですので、剥がれていることを申し訳なく思われなくて結構です。むしろ、判断の助けになります。
そのままお持ちください。
表面だけの品物についてはGP(金メッキ)の見分け方の記事に書いています。
金の品物でも色が変わることがあります
混同されやすいので、分けてご説明しておきます。
中身まで金の品物でも、表面の色が変わることがあります。白い色の金には、白さを出すために別の金属が薄く掛けられているためです。
この掛けものが減ると、下から金そのものの黄色みが出てきます。見た目は「剥がれた」のと同じです。
ですが、中身は金のままです。金額にも響きません。
つまり、色が変わったからといって、中身が別の金属だとは限らないということです。店頭で機械を使って調べます。
どこから剥がれるか
剥がれるのは、決まった場所からです。
- 角と縁 … 最も当たる場所です
- 指輪の内側 … 指に擦れ続けます
- 留め具 … 開け閉めのたびに擦れます
- 鎖の輪の内側 … 輪どうしが当たります
- 肌に触れる面 … 汗によっても進みます
五番目については、汗に含まれるものが層を少しずつ傷めます。身につけたあと乾いた布で拭いておくと、進み方が変わります。
ただ、これはお売りになる前の品物には関係のない話です。すでに剥がれていても、金額は変わりません。
直そうとしないでください
剥がれた品物を直すことは、技術としてはできます。掛け直しをすれば、また金色になります。
ただ、お売りになる前に行う意味はありません。掛け直しの費用が、金額に上乗せされることはないためです。
買取では、中身の素材で計算します。表面がどう見えるかは関係しません。
費用をかけた分だけ、損をされることになります。
そのままお持ちください。
剥がれていても買取はできます
剥がれているから買取できない、ということはありません。
中身が金やプラチナであれば、その分で計算します。表面の状態は関わりません。
中身が別の金属であれば、地金としての金額はほとんどつきません。ただ、ブランドや作りで見られる場合があります。
いずれの場合も、その旨をご説明します。値が付かない場合も、費用はかかりません。
買取の考え方はGP(金メッキ)は買取できるかの記事でご説明しています。
よくいただくご質問
剥がれていると安くなりますか
中身の素材で計算しますので、表面の状態は関わりません。
下から白い色が出ています
真鍮やニッケルを含む金属であることがあります。店頭で調べます。
掛け直してから行くべきですか
その必要はありません。費用が上乗せされることはありません。
剥がれた品物でも見てもらえますか
お持ちください。むしろ中身が確かめやすくなります。
当日の流れと必要なもの
- お品物をお預かりします
- 拡大して、刻印を最後まで読みます
- 剥がれている箇所と、下地の色を確かめます
- 機械で、表面と下地の両方の成分を調べます
- 中身が金やプラチナであれば、重さを測ります
- 今日の金額と掛け合わせ、内訳をご説明します
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 剥がれると、下から出てくる色が中身の手がかりになります
- 剥がれた=金ではない、とは限りません
- 査定では、剥がれているほうが中身を確かめやすくなります
- 角、縁、指輪の内側、留め具から剥がれます
- 掛け直しの費用は、金額に上乗せされません
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
