真珠の養殖・天然の違い|自宅でできる確認と、査定で分かること
今お持ちの真珠は、まず養殖のものです。ただ、それは悪いことではありません。
公開
ほぼすべてが養殖です
まず、はっきりお伝えしておきます。今世の中に出回っている真珠は、ほぼすべて養殖のものです。
貝の中に核となるものを入れ、その周りに層を重ねさせる。この方法が確立されてから百年あまりが経ちます。
それ以前は、貝を開けて偶然できたものを探すしかありませんでした。ですので、天然のものは極めて数が少なくなります。
お手元の真珠が養殖であることは、当たり前のことです。ご心配なさらなくて結構です。
養殖でも価値は変わりません
「養殖だから価値がないのでは」とお考えになる方がいらっしゃいます。そういうことはありません。
層を重ねるのは貝です。人が作れるのは、きっかけだけです。できあがった真珠そのものは、天然のものと同じ成り立ちをしています。
査定でも、養殖かどうかで見方を変えることはしません。見るのは、層の厚さ、光り方、大きさ、粒の揃いです。
つまり、良い養殖真珠は、きちんと評価されるということです。
真珠の見方については真珠・パールの買取の記事に書いています。
核があるかどうか
養殖と天然の違いは、中心に核があるかどうかです。
養殖のものには、貝の中に入れられた丸い核があります。その周りに層が重なっています。ですので、層の厚さは、核と表面との間の分だけです。
天然のものには、この核がありません。中心から層が重なっているため、全体が層でできています。
外から見ても、この違いは分かりません。切ってみるわけにもいきません。
調べるには、光を通して中を見る装置が必要になります。宝石を調べる機関で行われます。
核のない養殖もあります
話をややこしくしますが、核を入れない養殖の方法もあります。
湖や川で育てられる真珠には、核を使わないものがあります。この場合、中まで層が詰まっています。
ですので、「核がなければ天然」とも言えません。核の有無だけでは決められないということです。
査定では、粒の形、大きさ、色の傾向から、どの種類の真珠かを見ます。そのうえで判断します。
ご自身で見分けていただく必要はありません。店頭で確かめます。
書類に記されることがあります
真珠には、鑑別書という書類が発行されることがあります。
この書類には、その真珠が何であるか、どういう育ち方をしたものかが記されます。養殖か、核があるか、色が後から付けられていないか。こうしたことです。
お手元にあれば、お持ちください。なければ買取はできます。新しく取っていただく必要もありません。
特に、天然だとお聞きになっている場合は、書類があるかどうかで扱いが変わります。お探しになる価値があります。
書類の読み方はこちらの記事にまとめています。
よくいただくご質問
養殖だと安くなりますか
なりません。今出回っているものは、ほぼすべて養殖です。
天然かどうか分かりますか
外からは分かりません。調べるには専用の装置が要ります。
天然だと聞いています
そのこともお聞かせください。書類があるかどうかで扱いが変わります。
核がないと言われました
核を使わない養殖の方法もあります。それだけでは天然とは限りません。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や書類があればそれもお預かりします
- どの種類の真珠かを見分けます
- 拡大して、表面の模様を確かめます
- 光を当てて、巻きと照りを見ます
- 粒の大きさと揃いを確かめます
- 金具の刻印を確かめ、地金の分を計算します
- 内訳をご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 今出回っている真珠は、ほぼすべて養殖のものです
- 層を重ねるのは貝で、人が作れるのはきっかけだけです
- ですので、養殖であることで価値が下がることはありません
- 違いは中心に核があるかどうかで、外からは分かりません
- 核を使わない養殖もあり、核の有無だけでは決められません
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
