台が古いトルマリンのジュエリーは売れる?地金と石を分けて考える
古いトルマリンの品物には、桃色と緑が多く使われています。今よく知られている青緑の石は、そこには入っていません。
公開
当時は桃色と緑が多く使われました
昭和のころに作られた品物では、トルマリンといえば桃色か緑でした。この二色が、装身具に使われる色として定着していたためです。
指輪の中心に大ぶりの桃色、ブローチに緑を並べたもの、ネックレスに二色を交互に通したもの。こうした形でよく出てきます。
一方、今この石の中で最も注目されている澄んだ青緑は、後から知られるようになったものです。古い品物には、まず入っていません。
ですので、古い台に青緑の石が留まっている場合は、別の石である可能性を含めて確かめます。
別の宝石の名前で売られていました
古い品物でよくあるのが、呼び名の食い違いです。
桃色のトルマリンが「ルビー」として、緑のものが「エメラルド」として売られていた時期がありました。色が似ていたため、そう呼ばれてきたということです。
ですので、「ルビーの指輪です」と伺ってお持ちいただいたものが、実際にはトルマリンであることがあります。その逆もあります。
これは、お客様に落ち度があるということではありません。当時はそう説明されていたということです。
査定では、機械で調べて確かめます。事実をそのままご説明します。
縦長の石に合わせた台
トルマリンは細長く磨かれることが多いため、台もそれに合わせて作られています。
指の向きに沿って縦長の石を留めた指輪、細長い石を横に並べたブローチ。石の形が、そのまま品物の形を決めています。
このとき、細長い石の両端が、最も欠けやすい場所になります。爪がその端を掴んでいますので、査定では爪の下を確かめます。
爪をご自身でずらして確かめようとされないでください。端が欠ける恐れがあります。
石そのものの見方はトルマリンの買取の記事に書いています。
地金は年代に関わりません
台のほうは、古いこと自体が金額に響きません。
地金は溶かして使われますので、作られた年代も、形も、傷も関係しません。見るのは、純度と重さだけです。
昭和の品物では、地金がしっかり使われていることが多く、この分がまとまることがあります。持ったときにずしりとするものは、期待していただいて構いません。
一方、金を薄く貼っただけの品物もあります。見た目では分かりませんので、機械で調べます。
地金の見方については刻印と純度の見分け方にまとめています。
何点かまとめてお持ちいただけます
トルマリンは色が多いため、同じ方が何点も持たれていることがよくあります。桃色の指輪と、緑のブローチと、二色のネックレス、という具合です。
まとめてお持ちいただけます。一点ずつ確かめますので、点数が多い場合はお時間をいただきます。
石の種類がばらばらでも構いません。分けていただく必要もありません。
一点ずつ内訳をお出ししますので、どれをお売りになるかはその場でお選びいただけます。
点数が多い場合の方法は買取方法の記事にまとめています。
よくいただくご質問
ルビーだと聞いています
当時そう呼ばれていた場合があります。店頭で確かめてご説明します。
古い台に青緑の石が付いています
別の石である可能性があります。機械で確かめます。
石の端が欠けています
買取はできます。爪をずらして確かめようとされないでください。
何点かまとめて見てもらえますか
お持ちいただけます。分けていただく必要もありません。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や書類があればそれもお預かりします
- 機械で、石の種類を確かめます
- 色を見て、どれに当たるかを判断します
- 細長い石の端に、欠けがないかを確かめます
- 台の刻印を確かめ、機械で成分を調べます
- 重さを測り、石の分を差し引いて計算します
- 一点ずつ内訳をご説明し、金額をお伝えします
点数が多い場合は、あらかじめお申しつけください。ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 古い品物では、トルマリンといえば桃色か緑でした
- 今注目されている青緑は、古い品物にはまず入っていません
- 桃色がルビー、緑がエメラルドとして売られていた時期があります
- 細長い石の両端が、最も欠けやすい場所になります
- 地金は年代も形も傷も関係なく、純度と重さで見ます
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
