台が古いアレキサンドライトのジュエリーは売れる?地金と石を分けて考える
古い指輪に「アレキサンドライト」として留められている石には、実は別のものが多くあります。先にお伝えしておきます。
公開
昔その名で売られた石
昭和のころ、「アレキサンドライト」という名前で売られていた指輪が数多くあります。学校の記念の指輪や、誕生石として贈られたものです。
その多くは、天然のアレキサンドライトではありません。人の手で作られた、色の変わる別の石です。
この石は、光を変えると青紫から赤紫へと色が変わります。見た目は確かに変わりますので、そう呼ばれてきました。
査定では、機械で調べて確かめます。天然のものと、この石とでは、扱いがまったく変わるためです。
当時は説明されなかったこともあります
念のため申し上げておきますが、お客様に落ち度があるということではありません。
当時は、こうした石を天然のものと区別して説明する習慣が、今ほど徹底していませんでした。売る側も、そこまで意識していなかった場合があります。
ですので、「天然だと聞いて買った」とおっしゃるのは、そのとおりだと思います。
査定では、事実をそのままご説明します。がっかりされるお話になることもありますが、隠して金額だけお伝えするようなことはいたしません。
石の見分けについてはアレキサンドライトの買取の記事に書いています。
台の地金は買取の対象です
石が作られたものであった場合も、台の地金は買取の対象です。
この時代の指輪には、プラチナや金がしっかり使われていることがよくあります。特に記念の指輪は、地金に厚みを持たせて作られていました。
刻印を確かめて純度を見たうえで、重さを測り、石の分を差し引いて計算します。
台の形が古いこと、サイズが合わないこと、内側に文字が彫られていることは、この計算には関わりません。
地金の見方については刻印と純度の見分け方にまとめています。
記念の指輪について
学校を出られたときの記念の指輪は、内側に年や名前が彫られていることがあります。
買取はできます。文字があるから売れない、ということはありません。
地金として溶かしますので、文字も一緒になくなります。そのことをご承知おきください。
お気持ちの整理がつかない場合は、写真に撮っておかれることをお勧めしています。
その場でお決めいただく必要もありません。お持ち帰りいただいて結構です。
天然だった場合
一方で、古い指輪に天然のアレキサンドライトが留まっていたことも、実際にあります。
特に、宝飾店であつらえられた品物や、代々受け継がれてきたものでは、その可能性が出てきます。
ですので、「どうせ作られた石だろう」とご自身で決めてしまわれないでください。確かめてみなければ分かりません。
査定は無料ですし、確かめる作業自体にも費用はかかりません。
ご相続の品物については遺品整理・相続の記事もご覧ください。
よくいただくご質問
天然だと聞いて買いました
当時は区別して説明されないことがありました。店頭で確かめてご説明します。
作られた石だったら値が付きませんか
台の地金は買取の対象です。お持ちください。
内側に名前が彫ってあります
買取はできます。溶かしますので文字も一緒になくなります。
古いので期待できませんか
古い指輪に天然のものが留まっていたことも実際にあります。お持ちください。
当日の流れと必要なもの
- お品物と、箱や書類があればそれもお預かりします
- 二つの光源を切り替えて、色の変わり方を見ます
- 拡大して、中の様子を確かめます
- 機械で、天然か作られたものかを調べます
- 台の刻印を確かめ、重さを測ります
- 石の分を差し引いて、地金を計算します
- 事実をそのままご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 昔その名で売られた指輪には、別の石が多くあります
- 当時は天然のものと区別して説明されないことがありました
- お客様に落ち度があるということではありません
- 作られた石であっても、台の地金は買取の対象です
- 古い指輪に天然のものが留まっていたことも実際にあります
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
