鑑定書は査定にどう影響するか|金額は書かれていません
鑑定書に書かれているのは、石の内容です。金額は書かれていません。ここを取り違えられる方が多くいらっしゃいます。
公開
値段の証明書ではありません
先に、いちばん多い取り違えからお伝えします。
鑑定書は、その石がどういうものかを記した書類です。重さ、色、透明度、研磨の具合といった項目が並んでいます。
いくらの値打ちがあるか、という記載はありません。ですので、「鑑定書にこう書いてあるから」という形で金額が決まることはありません。
金額は、記された内容と、そのときの市場の状況から出します。書類そのものが金額を決めるわけではありません。
ソーティングとの違い
鑑定書とよく似た紙に、小さな袋に入った簡易なものがあります。
こちらは、同じ機関が同じ検査をしたうえで、簡素な形にまとめたものです。項目は書かれていますが、体裁が違います。
査定では、どちらでも同じように見ます。書かれている内容が同じであれば、体裁の違いは関係ありません。
石を袋から出さずにお持ちください。袋に封がされている場合、開けると書類と石の結び付きが切れます。
読み方は鑑定書の読み方の記事にまとめています。
どこが出したものかを見ます
鑑定書を出す機関はいくつもあります。書かれた項目が同じでも、機関によって見方の厳しさが違います。
ですので、査定では発行元も確かめます。同じ等級が記されていても、そのまま同じには扱えないためです。
これは、機関に優劣があるという話ではありません。基準が違うということです。
お手元の書類の発行元がどこかは、表の上部か、裏面に記されています。
どこのものか分からなくても、お持ちください。こちらで確かめます。
古い鑑定書の場合
何十年も前に出された書類をお持ちの方がいらっしゃいます。
当時と今とでは、検査の方法も、記載の項目も変わっています。ですので、古い書類はそのまま今の基準に置き換えられません。
また、書類が出されたあとに、石が入れ替えられていることもあります。修理の際に起きることです。
ですので、古い書類がある場合でも、現物を見て確かめます。書類だけで金額をお出しすることはありません。
書類が古いから無意味、ということではありません。手がかりの一つとして見ます。
ない場合と、取り直しについて
鑑定書がなくても、買取はできます。現物を見て、機械で確かめます。
小さい石には、もともと付いていないのが普通です。調べてもらう費用が石の評価に見合わないためです。
お売りになる前に新しく取っていただく必要もありません。費用と日数がかかるうえ、石の大きさによっては費用のほうが上回ります。
取り直しをお勧めするとすれば、大きい石で、書類がまったくない場合くらいです。それも、当店から申し上げることはありません。
古い鑑定書の扱いは古い鑑定書の記事にも書いています。
よくいただくご質問
鑑定書に金額は書いてありますか
書かれていません。石の内容を記したものです。
袋入りの簡易なものです
同じように見ます。封は開けずにお持ちください。
古い鑑定書しかありません
手がかりとして見ます。現物も併せて確かめます。
取り直したほうがよいですか
その必要はありません。費用と日数がかかります。
当日の流れと必要なもの
- お品物と鑑定書をお預かりします
- 発行元と、記された項目を確認します
- 石の重さと形を、書類の記載と照らします
- 専用の機械で、石の種類を確かめます
- 石と地金それぞれをご説明し、金額をお伝えします
ご予約優先でお受けしています。鑑定書はお返しします。
お売りいただく場合は、運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。査定だけであれば、お品物だけお持ちください。書類の詳細は必要なものと本人確認の記事にあります。
まとめ
- 鑑定書に金額は書かれていません。石の内容を記したものです
- 袋入りの簡易なものも、同じように見ます
- 発行元によって基準が違いますので、そこも確かめます
- 古い書類は、そのまま今の基準に置き換えられません
- なくても買取はできます。取り直す必要もありません
査定は無料で、お売りにならなくても費用はかかりません。
